合氣道播磨武育会

開祖 植芝 盛平 翁

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合氣道は禊(みそぎ)である

黄泉の国から逃げ帰ってきたイザナギの命は、「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」で「禊・祓へ」をされます。

イザナギの命が衣服を脱ぎ捨て、装飾品を外し、身の汚れを落とし洗い清めていく過程で、天照大神、月読の命、建速須佐の男の命をはじめとする神々が出生しました。そしてイザナギの命は天照大神には天を、月読の命には夜の世界を、建速須佐の男の命には海上を治めるように命じました。この神事をさして「小戸之神技」といいます。開祖植芝盛平翁が語られた「合氣というものは小戸之神技であって、禊である」という言葉には、合氣道を稽古することで、一人ひとりが心の洗濯をし、心を立て直し、争いのない平和な世の中を作り上げていって欲しいという願いが込められているのでしょう。
また、故小林裕和師範から「分かれ身」という言葉をよく聞かされました。一人の人間がいれば、その両親がいて、さらにその上に何代もの、そして何本にも枝分かれして祖先・先人がいます。そうした人たちから様々なものを受け継いで、現在私たちは今、ここに立っています。そして祖先・先人と同様に受け継いだものを、何代にも繋がり、何本にも枝分かれしていく子孫へと伝えていかなければなりません。

(第12回播磨大会挨拶文『合氣道は小戸の神技』より)